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車椅子で働く

高校や大学在学中に多くの人は就職活動を始めると思います。障がい者も健常者と同じように働きたいと考えている人はたくさんいます。ですが、健常者でも希望通りの仕事を見つけるのが大変な中で、障がい者が働くのはとてもむずかしいというのが現状です。

授産所

養護学校などの高等部を卒業した人は、どこで働けるのでしょう?まず、はじめに挙げられるのは授産所です。授産所は授産施設ともよばれ、一般企業などで働くことがむずかしい障がいを持つ人たちが仕事をしたり、活動したりできる場です。

作業指導員や生活支援員がいて、さまざまな作業指導を行って、地域の中で生活していく支援をします。家にこもりがちになりやすい障がい者にとっては、すごく貴重な時間を過ごすことができます♪

この授産所には、法定授産所と小規模授産所の二種類があるんですよ。どちらも通所ということになります。

法定授産所

法定授産所とは、身体上や精神上の理由、あるいは家庭の事情で働く能力が制限されている人たちのために、就労または技能の修得に必要な機会を与えて、その自立を助ける保護施設です。身体障害者授産施設や知的障害者授産施設が法定施設として規定されています。

小規模授産所

小規模授産所も目的は法定授産所と同じです。障がい者本人、親、ボランティアをはじめとする関係者の共同事業とされています。多くは地域の中で運営しています。法定授産施設としての基準を満たすことのできない各種運営主体が設置する授産施設ということになりますね。

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在宅ワーク

身体上、長時間勤務がムリだったり、車椅子で勤めることのできる会社を見つけられなかったりして外で働くことができない人たちもいます。それでも何らかの形で働きたいと思っている…そんな人は「在宅ワーク」という手段もあります。

パソコンができれば、家にいながら仕事をすることも可能です。今はデータ入力などの「在宅ワーク」関連の一般求人もたくさんありますよね。障がい者向けに在宅就労支援を積極的に行っている地域も増えてきて、普通のパソコン教室などでも障がい者を対象にした講習会などを定期的に開いているのを見かけます。そういうところに問い合わせてみるのも仕事を得るキッカケになるでしょう。

また、私の知り合いで以前、パソコンで描いた絵で報酬をもらっていた人がいます。今は身体的にきつくなってしまったのでやっていませんが、絵のおかげで充実した時間を過ごし、少しでも働くことの楽しさが味わえて嬉しかったと言っています。できることを自分で考えだし、それを仕事としてやっていく。働くスタイルこそ違いますが、これも立派な仕事です!ムリせず、自分の体調に合わせて働ける…これが「在宅ワーク」のメリットと言えるでしょう。

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一般企業

車椅子の人が働ける場は授産所や「在宅ワーク」だけではありません。健常者と同じように一般企業で働くことだってできるんですよ。ハローワークに行くと一般の求人と障がい者向けの求人があります。ですが、一般に比べて障がい者向け求人数は格段に少ないという現実が…。

冒頭でも述べましたが、健常者でも就職難の近年、これも当たり前か…と思う部分も正直あります。私個人の勝手な考えですけどね。もちろん、できそうな仕事があれば一般求人に応募することも可能です。私自身、今の会社に入るまで何度か一般求人に応募したり、障がい者向けの一般企業説明会に参加したりしてきましたが、ほとんどの企業に車椅子ということが理由で断られました。

車椅子使用者が一般企業に就職するには、社内設備が大きな問題となります。階段があったり、車椅子用のトイレがなかったり…。設備が整っている会社、新たに設備を整えてくれる会社はそう多くありません。さらに、職種によっては健常者より作業ペースが遅れがちになり、サポートが必要になることもあります。学校と同様に企業側も障がい者を受け入れるとなれば不安も出てくるでしょう。それでも少しでも理解しようとしてくれる一般企業が増えれば、障がい者の就職の選択肢も広がっていきます。健常者とともに働くことは障がい者にとって大きな自信につながるのです。

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