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車椅子って、どんなもの?

車椅子利用者の多くは、身体の不自由な人や歩くのがむずかしい高齢者です。そのほか、健常者もけがなどで一時的に車椅子を使ったりすることもありますよね。もし車椅子が必要になったときに知っていれば何かと便利です。

車椅子の歴史

日本ではじめてつくられた車椅子は人力車を真似たと言われています。なぜ?って、それは人力車の製造会社がつくったと考えられているからです。1921年頃につくられた廻転(かいてん)自動車とよばれるものが、車椅子の元祖なんですよ。ですが、誰がつくったのかなどの詳しいことは残念ながら分かりません。

一方、製作者がはっきりしたものとしては、日本初の車椅子がつくられてから約40年後の1960年頃に北島藤次郎氏がつくった籐製(とうせい)の車椅子が挙げられます。背もたれや座面が籐できた、この車椅子はイギリスのものをモデルにつくられました。実際のところ、これが国内でつくられた初めての「障がい者用車椅子」ということになりますね。ここから車椅子の歴史が始まったのです。

数年後、彼は籐の車椅子の改良を重ね、布製にしました。障がい者のためのオリンピック「パラリンピック」が開かれた1964には、車椅子に対する関心が一気に高まって本格的に研究されるようになりました。パラリンピックは車椅子の歴史を変える最初のきっかけになったといえるでしょう。外国製の車椅子に注目が集まり始めたのも、この頃からです。デザインや色、素材も豊富にになって高性能なものが多くなった今も、車椅子の研究・改良は続けられています。

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車椅子の種類

さて、車椅子誕生の歴史は分かってもらえたでしょうか?今度は種類を紹介していくことにしましょう。病院やデパートなどさまざまな場所で目にする車椅子…どれも同じに見えるかもしれませんが、いろんな種類があるんですよ。

普通の車椅子

このタイプの車椅子は乗っている本人がタイヤの外側についているハンドリムをにぎり、自分で動かします。普通の車椅子はさらに種類が細かく分けられています。まずは折りたためるものと、そうでないものがあります。今はほとんどが折りたたみタイプのほうが多くの人に好まれますね♪また、もっと細かく分類することもできます。「片手こぎ用」や「足こぎ用」、「スポーツ用」など…本当にいろんな種類があるんですよ。

介助用車椅子

その名のとおり、介助者に押してもらうタイプの車椅子です。これは後ろのほうにハンドルがついていて、介助者はそこをにぎって動かします。自分でこぐ普通の車椅子との違いは、ハンドルがあるかないかになります。ただ介助用の車椅子でなくても、ハンドルがついているものもありますけどね。ちなみに私が使っている車椅子はそのタイプです。

例外もありますがほとんどは16インチくらいの小さめの車輪、それから介助者がスピードをコントロールするためハンドルについているブレーキが介助用車椅子の特徴といえます。

電動車椅子

この電動車椅子はおもに手元のレバーを操作することで動きます。なかには、手ではなくアゴや足で操作するものもあります。バッテリーを取り外しできるユニット型や大容量のバッテリーがついた普通型、階段をのぼる機能付きのものなど電動車椅子にも色々な種類があります。電動車椅子は歩行者を見なされるので、日本製のものは最高速度が時速6km/h未満になっています。

以前は重くて遅いイメージだった電動車椅子ですが、今は高性能のものが続々登場しています。

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車椅子の選び方

上で紹介した「車椅子の種類」は「車椅子の選び方」にも大きく関係します。車椅子にもちゃんと選び方のコツというものがあります。車椅子の選び方で大切なポイントは、その使用者に合ったものを選ぶこと!人それぞれ、身体の状態も異なります。足が不自由な人、手と足の両方が不自由な人、座位を保つことそのものがむずかしい人…。それぞれが快適な車椅子生活を送れるように、選ばなければなりません。

また屋外・屋内どちらで使うことが多いのか、持ち運びの頻度などもポイントです。さらに自分の「足」になるものなのでデザインやフレームの色、シートの素材などにもこだわりたいものです♪いずれにしても目的や状態に合った車椅子の選び方をするようにしましょう!

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