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海外での車椅子生活

障がい者に関する様々な問題は日本だけのことではありません。世界中にたくさんの障がい者がいるのです。アジアやヨーロッパなど海外の障がい者事情について、筆者の実体験も交えてお話したいと思います。海外の車椅子使用者をはじめとするハンディキャップを抱えた人たちは、どのように生活しているのでしょう。

アジア圏の国

日本以外のアジア各国における障がい者の現状は、福祉が今ほど発展していなかった30年くらい前の日本にいていると言われています。障がい者の人口も日本より何倍も多いことが分かっています。この理由としては、まずしさから十分な医療が受けられなかったり、自国の事情でいろんなダメージを受け障がい者になってしまったりなど、さまざまなことが考えられます。アジア諸国は全般的に福祉機器が足りません。もちろん車椅子にも同じことがいえます。車椅子を持っていないため外に出られず、適切なリハビリも受けられずに寝たきりの生活をしている人が大勢います。また、子供の場合は車いすを持っていたとしても、学校がバリアフリー化されていなかったり、学校や地域が受入れに積極的でないことがほとんどです。こんなことを書いていると何だか私自身も悲しくなってくるのですが、本人たちがいくら努力しても超えられない壁があるのは事実です…。しかも、それがアジアの国全体に及んでいるんですよ。この状況を何とかしようと、NPO団体などにより医療スタッフを派遣したり、使わない車椅子を送ったり、または現地で車椅子の造り方を教えるなどの試みがなされています。

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アメリカ・ヨーロッパ圏の国

アジアとは比べものにならないくらいアメリカやヨーロッパでは福祉の進んでいる国が多いですね。なかでも欧米諸国やオーストラリア、ニュージーランドなどは特に障がい者向けの設備が整えられているので、街のあちこちで障がい者のイキイキとした姿を見かけます。機能やデザインに工夫を凝らした高性能の車椅子がつくられています。障がい者スポーツが盛んなこともさまざまな福祉機器の製造に拍車をかけているといえるでしょう。さらに学校では普通学級で障がい者のある子とない子が机を並べ、それが当たり前の光景になっています。大学まで進む人も大勢いるんですよ。重度の障がい者が通う養護学校もあり、障がい者に対する教育の面でも充実しています。一方でイタリアやフランスなどでは、古い町並みを大切にするという考えが強いため、入り口が狭く階段のある建物も少なくありません。坂道がいっぱいあったり、細く入り組んでいる道路も結構あります。車椅子に関していうと、東ヨーロッパの一部の国では不足している状態です。ヨーロッパといっても広いため、障がい者の現状にはその国によって格差があります。

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その他・筆者の実体験から

ここで筆者の実体験を紹介したいと思います。数年前、学生だった私はロシア極東の港町ウラジオストクに2度、あわせて約1年留学していた経験があります。みなさんは車椅子ならアメリカとか福祉の発展している国にすればよかったのに…と思うでしょう。正直、自分でもそう思います。しかも初海外…(笑。)けれど、ある意味では私たちのような障がい者が住みにくい海外での生活を体験できて、いい勉強になりました。日本がいかに恵まれた国なのかを実感できましたしね。

ロシアは福祉の遅れている国に入るでしょう。広大な国ロシアの都市の一つで人口約61万人のウラジオストクも決して福祉が進んでいるとは言えません。日本より不便な海外生活の中で私としては周囲の協力もあり、頻繁に外出できました。


約1年の留学期間中、町中で車椅子の人は見かけたのは2回くらいでしょうか。実際に生活してみて、その理由がわかりました。私は寮で生活していたのですが、一歩外に出ると大学や寮の敷地内だけでも坂だらけ。町中も坂は多いし、道路も舗装されていないところがたくさんあります。そのうえ、信号がほとんどないので、車椅子でなくても道を渡るのが大変です。

また、ショッピングセンターなどはエレベーターがついているところもありますが、多くのお店や博物館、美術館などは階段で中に入るのも一苦労です。今は新しい建物が増えて道もきれいになったと聞いています。少しずつでも障がい者が生活しやすい町、そして国に変わっていってほしいものです。

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